より良いイベント作りの為の効果的なアンケートの作り方
イベントを運営されている方には「アンケート」は欠かす事のできないツールの1つではないでしょうか?
- 「アンケートを作っておいて!」と言われたけど、どんなアンケートを作れば良いかわからない
- 毎回同じアンケートを実施しているけど、ちゃんと効果があるのかな?
- そもそもアンケートなんてやっていない
イベントの内容や実施する場所によっても異なるかもしれませんが、「アンケート」を最大限活用できている所は多くありません。
飲食店を例にして考えてみましょう。
- 何気なくテーブルに「アンケート用紙」と「鉛筆」が置いてあるお店
- 従業員が直接アンケートをお願いしに来るお店
前者は多くのお店で見られる光景ですね。こちらは何か「気になったこと」や「嫌だったこと」がある時に書く人も多いのではないでしょうか?では後者はどうでしょうか?居酒屋などで良く見られますね。やはり積極的に頑張っているように感じますし、「書いてあげよう」と思いませんか?
このようにアンケートの「方法」だけでも利用者の気持ちに違いが出てくることがわかります。今回はイベント運営において、アンケート効果を高めていく為に気をつけて欲しいポイントを紹介していきます。
アンケートの必要性
アンケートは、どのようなビジネスでも質の改善、売上げ向上の為に重要な調査です。アンケートで得た回答は、提供している商品やサービスの内容、価格などにおいて、ユーザーの感想を知る為に最適な方法です。
中でもイベントにおいては、その効果を十二分に発揮することができることと思います。長すぎるアンケートは、回答者にとってストレスになり、回答してもらえないことも多いです。
必要な情報だけに絞り込んだ、効率の良いアンケートを作成しましょう。
絶対に知っておきたい参加者の属性
アンケートを取る前に、アンケート項目については十分に吟味しましょう。意外と抜けているのが、参加者のプロフィールです。
- 男性or女性
- 年齢
- 住んでいる地域
- どのような方法でイベントを知ったか
このような参加者の属性は、今後の集客や、イベント内容の見直し等で多いに活用できる情報となります。イベントのテーマや内容に合わせて、参加者の属性を知る為に必要な項目を盛り込みましょう。
「自分達が狙っていた属性の参加者が多かった?」
「意図していない属性の参加者が多かった?」
これらの結果によって、今後の広報の方法、場所を見直すこともできます。そして参加者の属性別のデータを基に、スポンサーへより良いアピールができるようになります。
“満足度”これを知らずして質の向上は不可
どのようなアンケートでも必須と言える項目「満足度」です。満足度はそのイベントにおける達成度とも言えます。
「こうすれば、参加者は喜んでくれるだろう」
「このイベントには何が足りないだろうか」
十分に練った戦略が成功しているかどうか。結果を明確に確認できる方法です。
評価は数値にすると分かりやすいです。1点~5点など点数分けすることで、参加者の素直な評価を得ることができます。
テーマごとに項目を
イベントで参加者に体感してもらったテーマごとに項目を用意しましょう。
- サービスの質
- スタッフの対応
- 演出
- 情報の伝わりやすさ
このような項目をイベントの内容に沿うものを項目化していきましょう。これらの項目ごとに評価してもらうことで、一つ一つの内容を反省・改善していくことができます。またそれらの項目を担当したイベントスタッフのモチベーション向上にも繋がります。
まとめ
アンケートの結果は、真摯に受け止めましょう。予期していない結果がでることもあるかと思います。
- 参加者の為に付加したサービスも満足されていない
- 明確に掲示したつもりが、伝わっていなかった
このような予想に反する結果から目を背けてしまうと、自己満足になってしまいます。結果を真摯に受け止めて、改善を図ることで本当の意味で、満足のいくイベントになっていくことと思います。
実際にイベントアンケートを作成する際には、「イベントアンケート用テンプレート」を参考にしてください。